3/15 石廊崎

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昨年の2月10日以来、実に13ヶ月振りのウキフカセ釣り釣行なのであります。こんなに間が開いたのは、13、4年前に一度あったきりだ。

 

どうせなら、と3泊での釣行を目論んでいたのだが凪が悪くて、とりあえず1日だけ。

 

そろそろ、かつお姫 甲と晩ご飯作るのも飽きてきたし、釣りに行かないと魚も、もういい、という程は食べられないので、メジナ煮て食べたいなぁ・・・などと考えていると釣れない。

 

釣れなくても釣りは楽しい、などと粋がっているのも弁当が来るまでで、ヤクナシに降りたのにイサキも釣れないのはおかしい。魚釣って帰って来るからさあ、って家出てきたんだよなぁ、と、不安になってきた。

 

下りの潮で竿二本分のタナが取れるまで仕掛けを変えていったら、水中ウキは5Bになった。でも少し投入位置がズレると釣れそうにない感じに仕掛けが流れるし、試しに裏側に仕掛けを入れてみたら、そのままのウキ下で根掛かりはしないが(後で親方様に聞いたら、20mは水深があるそうだ)、いかにもケンミといった雰囲気なので、仕掛けをいつものゼロのウキに戻して元の場所で粘る事にした。

 

弛んだ道糸を巻き取りつつ、風上に打ち返しながら流すと、シモったウキがそのまま加速して抜くのはちょっと難しいサイズのメジナが釣れた。根に付いている魚とは違う感じの体色だったので、魚はいるし浮いているのか?と2匹目を狙ったら二度と同じコースを流れる事はなかった。

 

ならば潮下に仕掛けを入れれば良いか、と沖向きに仕掛けを入れたら、スルルルっと道糸が走った。ハリ外れだったが、コレはイサキに違いないと、今度はボイルを付けて流したらズっしりとした手応えが。根がどうなっているのか分からないので慎重に竿で溜めたら魚が付いて来た。足下は溝があるので沖側で寄せずに途中でズルズル糸を出して、足場を移動しながら浮かせたら貫禄ある感じの魚だった。

 

ウキが水面を切っても魚に付いて行って、魚が水面に横たわってから玉を出して取り込んだ。完全にイサキ狙いだったので微妙だが、釣った者勝ちでしょう。キーパーバッカンの目盛りでも、40オーバーと確信できる立派なのが釣れてしまった。